「店舗と住居は物件の扱い方が違うと言うが、同じ不動産なのに何が違うの?」と問われることがあります。もちろん不動産取引として差はがありませんが、プロセスが大きく異なります。その一例として募集に関することを記させていただきます。

 住居は、いかに多くの方に物件を見ていただくかに成否がかかっています。究極的には、お部屋を探していらっしゃる全ての方に物権情報をお届けるすることを目指します。逆説的に言えば「待ちの営業」となります。

 店舗は、いかに適切な方に物件情報をお届けするかで成否が決まる「攻めの営業」となります。ポイントは、物権の特性をよく理解して、最も適切なテナント候補に迅速に情報をお伝えすることに尽きます。そのためには「コンビニは成り立つが、飲食は難しい」「飲食店は成り立つが、学習塾には不向き」等々、いろいろな角度から物件の特性を理解し行動することが肝要となります。

 もちろん上記以外にも店舗ならではの取扱注意事項が多々あります。それらを熟知していることが私たちの強みとなっております。