最近、新築物件の想定賃料・テナント候補、既存テナントの賃料に関するお問い合わせが多くなっております。テナント物件には明確な相場がないため、迷われることが多々あると 推測しております。
新築物件の場合、利回りから逆算された賃料での募集可否を問われることもあり驚きます。 繰り返しとなりますが、店舗・事業用物件は売上ありきの賃料設定であり、建築コストとの連動性は非常に低いと認識しております。 住居であれば、高級感ある内外装にすれば賃料に反映することも可能です。 店舗・事業用物件では、柱・間口・天井高等の構造的な部分が店作りに大きな 影響を与えます。
もちろん、私たちも新築物件が竣工する数年後の賃料を100%保証することはできませんし、既存テナント賃料の正当性を担保することもできません。 しかしながら、その物件の市場性(テナントの流動性)については有効なアドバイスができると自信を持っております。長年に渡って蓄積してきた経験とノウハウだけはなく、 統計情報等も駆使し精度を高めております。